1月28日
モサモサおばけをみんなでつくろう

2010年の活動報告

今年度第7回目の取り組み「モサモサおばけをみんなでつくろう」を実施した。

今回の内容は、シュレッダーにかけたゴミや毛糸クズなどのモサモサという感触を楽しめる素材を集め、クラフト紙に似たクシャクシャにすると立体感のでる紙に、絵の具にボンドを混ぜたものを塗り、そこにモサモサ素材を貼り付けていくというもの。
泥遊びや砂遊びなどで、手に伝わる感触をいつも楽しんでいる子どもに向けてこのような取り組みを設定した。
また、発達センターちよだの職員から子どもたち同士の交流のようなものが見受けられるという意見をいただいたため、子どもたちが交流をしながら取り組めるきっかけとして、何人か一緒に制作できるサイズの大きな支持体を用意した。

泥遊びが好きなある子は、泥遊びをしているときのようないきいきとした表情で取り組んでいた。絵の具と素材を自分の手で混ぜる様子を興味深そうにながめたり、素材や支持体の紙を力強く叩いたときに、手に伝わる感触をしっかりと確かめているような様子が見られた。
絵の具やボンドに素材を混ぜて変化していく様子に興味を持っている子もいた。

用意をした取り組みの思惑を、子どもたちが自分の好きな感触や興味のあることを楽しもうとすることで、新しいものに変化をさせていく様子を見ることができた。