12月3日
緩和ケア病棟 窓ドローイング描き替え 作業4日目 完成
2015年の活動報告
今回で5回目となる窓ドローイングの作業4日目。学生メンバー10名で実施した。
前回の作業に引き続き、描き込みと仕上げを行った。
大胆な構図の細部まで絵や模様が描き込まれ、密度感が迫力を生んでいる。
冬を連想する白と水色。そして春の訪れを予感するピンクであたたかさを演出している。
今回初めて使用した白色のクレヨンによる描き込みは、背景とのコントラストによってレースのように感じられ室内にとけこむようだ。
また、昼と夜では外光と照明の関係が入れ替わり、大きく印象が変化する。
植物や模様、そして雪の結晶や雪だるまなど、季節にとらわれない多様なモチーフが描かれており、窓際にたたずみひとつひとつの絵柄を味わうのも楽しい。
回を重ねるごとにバージョンアップしていく窓ドローイング。今後の展開にご期待ください。
窓ドローイングとは
緩和ケア病棟デイルームに広がる、幅およそ15メートルの窓ガラスにドローイングを施す取り組み。定期的に描きかえ、季節感を演出している。緩和ケア病棟で過ごす方々の会話のきっかけとなる作品。