9月3日-5日
「大島焼」土づくりワークショップ 開催

2009年の活動報告

来年開催される瀬戸内国際芸術祭で発表する予定の「大島焼」は大島で採れる土を使った焼き物である。入所者の皆さん、大島青松園福祉室の皆さんの協力のもとに山から土を掘り出し、ゴミや砂利を除去し、焼き物に適した土に精製するワークショップを行った。

●地層が露呈している山から粘土の塊を探し当て、掘り出す。

●掘り出した粘土をミキサーで洗い、砂利や木の根っこなどを取り除く。

●粘土の塊を細かく砕き、泥状に溶く。

●泥を篩にかけて、砂利やゴミを取り除く。

●精製された粘土を天日に干して、使用可能な粘土にする。

きめ細かな粘土を作るには欠かせないプロセスはどれも緻密で重労働ではあるが、大島青松園福祉室の皆さんのあたたかい協力に作業は支えられた。雨にも降られず、天気にも恵まれた3日間のワークショップとなった。