9月7日-8日
9月の一般公開 開催

2013年の活動報告

この日、大島での取り組み{つながりの家}が今年度3回目の一般公開を迎えた。
9月1日の芸術祭夏会期終了から、ちょうど一週間後の公開となったこの月は、暑い日の続いた夏会期から一転、秋を感じさせる過ごしやすい気候となった。

7日(土)は芸術祭終了直後でしかも午前中天気が崩れたこともあって、いつもより少なめの来場者数となった。会期中にこえび隊として大島の取り組みに参加していたリピーターなどが訪れ、おなじみの顔ぶれと入所者があいさつを交わす姿が見られた。

また8日(日)には貯水池ガイドツアーを開催した。天気にも恵まれ、初めて大島を訪れる方を含めた多くの来場者が参加し、こえび隊の案内で貯水池までの道のりを歩いた。参加者はガイドに興味深く耳を傾け、質問なども積極的にあがっていた。

大島をあじわう!をテーマにした「カフェ・シヨル」では、大島で採れた野菜を中心とした月替わりのランチメニューやお菓子が並んだ。
カフェを訪れた来場者は、芸術祭とは少し違うゆったりとした空気のなか、大島の野菜名人が手塩にかけて育てた、採れたての夏野菜を使った食事を楽しんでいた。

また、島内の介助が必要な車イスの方などを対象に、毎月行っている大島会館での出張カフェ「出張シヨル」の取り組みには、34名の島の入所者の方や職員さんにご利用いただいた。

次回の{つながりの家}公開は、瀬戸内国際芸術祭秋会期の始まる10月5日からとなる。