Nobuyuki Takahashi’s blog

生き物であること

3月末から我がプロジェクトルームの入り口近くにつがいのツバメがやってきた。彼らは近くを通り過ぎる私たちがいても一向に逃げる気配がない。
仕事をしていて、気がつけば日付がかわっている。お手洗いに行く時に、ふとツバメに目をやると、彼(彼女?)と目が合う。ツバメがどきっ、と身を硬直させたのがわかった。目をむいたのが感じ取れた。
生き物の反応は皆同じなのかもしれない。私が疲れているのかもしれないが、ツバメに「人」を感じたのは、同じ生き物である証拠だろう。
どこかに「私」とか「ツバメ」とかそんな括りではない、「いのち」という視点があるに違いない。けれど。