Nobuyuki Takahashi’s blog

2009年 6月 19日のアーカイブ

妻有トリエンナーレ準備 すごい時間制限

2009年 6月 19日

8:00 春日井駅前集合。チャーターしたバスとスタッフ赤塚がいち早く待機している。
大学に寄り、機材、道具、試作品等を積み込む。運転手さんは妻有ツアー二度目の担当。慣れている。
14:30空き家「やさしい家」に到着。研究会まで時間があるので各自研究会の準備。てきばきとした動きが気持ちいい。

himmeliの試作を下から見たところ

himmeliの試作を下から見たところ

今日は15:30からとちょっと早めの研究会開始。というのも、今回のツアーメンバーが17名と多く、やさしい家の家庭風呂ではとても間に合わないので、恒例の懇親会の前に観光交流館キナーレのお風呂に入る時間をとったためだ。とはいえ、作品の提案、検討項目はべらぼうに多い。それでも懇親会は開く。魂と魂の交流だからね。
プレゼンテーション一人当たりの発表時間は3〜5分程度。それでも皆よく簡潔に発表している。デザイン集団でんでんも場慣れしてきたのか、プレゼンテーションのスキルが確実にアップしている。おそるべしでんでん。
パフォーマンスの実演、試作品を見ての検討はシビアにならざるを得ない。着実にそして慎重に検討は進められて行く。
研究会の後は展示場所の確認と現場での検討に入る。現場に作品をあてがい、実際にどのような問題点があるのかを探る作業だ。作品と展示場所の関係はとてもデリケートだ。空間的かつ造形的なセンスと、病院内のどの場所にはどのような症状の人がいるのかといった、現場の空気を読むセンスとが必要となる。
よくもまあこの限られた時間でやったものだ。検討項目のすべてを終えて、病院を後にする。事前の質問状や検討項目の確認、書面での展示場所の確認等の準備が効いている。
18:00 観光交流館キナーレの温泉「明石の湯」につかる。時間の余裕が無い割りに、リラックスできた。
19:00 約束通り懇親会の会場に到着。後は酔っぱらって寝るだけ。いつものおいしい料理にお酒でお腹いっぱいになる。脳外科医でやさしい美術プロジェクト委員長の川崎先生とこの夏に蛍を見に行く約束をする。川崎先生曰く「一生のうちであれほどの数の蛍を見ることはおそらくこの先ないだろう。」とのこと。子どもたち、奥さんを是非とも連れて行きたいー。

下膳車の広報ツールの検討

下膳車の広報ツールの検討

パフォーマンスの実演

パフォーマンスの実演