Nobuyuki Takahashi’s blog

2009年 11月 13日のアーカイブ

happy birthday Misa!!

2009年 11月 13日

3年前の今日、娘は生まれた。朝の日差しが分娩室全体を包み込んでいた。そして名前は美朝と名付ける。
17:00 大学を出発して帰路へ。こんな時間帯に帰ることはめったにないことだ。どの道もスムーズに通してくれない。ラッシュアワーを久しぶりに体感する。
18:30 息子慧地が通う小学校が展覧会を開いているので、見に行く。小学校は選挙の投票所にも使われているので入っていくときの違和感はそれほどでもない。たくさんの人々が体育館を目指して歩いている。私も流れに乗って体育館に行くとー。入り口で壁一面に描かれた顔、顔、顔…。体育館の中に入るとさらに圧倒される。体育館の空間は小さい空間ではない。そこにほとんど隙間なく作品が飾られている。なんともすごいエネルギー。この感じは大地の芸術祭で廃校を作品に仕立てていた田島征三の「絵本と木の実の美術館」に近いものがある。
慧地の作品は「としよりてんぐロボット」。慧地はじいちゃんがだいすきだ。じいちゃんは慧地の中ではスーパーマンだ。その世界観がよく現れている。なんか、すごくうれしい。きっと、大島で出会った入所者の皆さんも慧地の中ではスーパーヒーローなのだ。
会場を後にしてほかほかした気持ちのまま自宅に帰る。
玄関のドアを開けると美朝がかけよってくる。「お誕生日、おめでとう。ハニーとカッカのところに生まれて来てくれてありがとね。」
食事の後はケーキを家族でほおばる。私は胃腸が弱っているので、奥さんがマクロビオテックのケーキを作ってくれている。お砂糖は一切使わず、素材の甘さを活かしたもので、生クリーム部分は豆腐から作られている。これならばお腹を壊すことはない。そして、今回忘れてはならないのがサツマイモ。河合正嗣さんのお宅に行った時にいただいた、河合家で育てられたサツマイモだ。中のババロア部分とトッピングにたっぷりと「河合イモ」が使われている。正嗣さんのお父様も太鼓判の「河合イモ」は最高!!天然の甘みは味わい深く、とてもやさしい。
大学時代の友人から電話が入る。まるで自分たちのことのように美朝の誕生日を喜んでくれている。ありがたい。また1年力一杯生きようね。美朝。

展覧会会場入り口は圧巻

展覧会会場入り口は圧巻

慧地作「としよりてんぐロボット」

慧地作「としよりてんぐロボット」

すごい熱気に包まれた小学校体育館

すごい熱気に包まれた小学校体育館

河合家のお芋を使ったタルト

河合家のお芋を使ったタルト